“営業型工務店”と”職人型工務店”
担当者が”営業のプロ”なのか”家づくりのプロ”なのかが重点
大手ハウスメーカーと地元工務店の比較はよく目にしますが、実は工務店にも2種類あり、”営業型工務店”と”職人型工務店”があります。
読んで字のごとく”営業型工務店”は、営業主体の工務店です。大工経験のない担当者や代表者が住宅販売をしています。売ることに特化しているので、信頼感のある提案やスムーズな契約には安心感を覚えます。問題は、規格以外の要望への対応や施工の詳細部分、トラブル時や引渡し後の対応など、担当者と代表者、会社自体もよく見定めて発注する必要があります。大きな会社になればなるほど雇用営業マンは増えます。トラブル時に電話をかけると「〇〇は先月退社しました。」と言われれば、話はこじれる一方です。地元の工務店ですが営業方法など大手ハウスメーカーと似ています。
一方”職人型工務店”は、職人が運営する工務店です。職人あがりの社長が会社を大きくしている場合もこれに当てはまります。もちろんこの不景気の中、ますます激化する住宅業界で生きているので、目標とする利益や業績に追われることは同様ですが、“営業型”との大きな違いがひとつあります。それは、家づくりの大変さや楽しさを知っているということです。提案や契約では、前者に比べ分かりにくい部分があったり、不親切に感じる場合があるかも知れません。しかし、要望や質問には職人としての知恵・経験・技術・誇りで対応しようとしてくれる可能性が高いです。提案や契約の段階で不明な点があれば、その時点でしっかり話しを詰めておく必要があります。
自分たちにはどちらのタイプの工務店が合っているのか、またどの工務店に依頼するかは大きな問題です。
まずは、各社が開催している見学会にたくさん足を運んで見てください。そのなかで、自分たちが何に重点を置き、どのような住宅が欲しいかを具体化させ、それを実現してくれる業者選びをしていくことが必要です。
見学会には、”完成見学会”と”構造見学会”があります。構造見学会を開催している工務店は信頼度が高いです。家が完成してからは見ることのできない裏側まで見せているので、やましいことがあったり、自信がなければ公開できないからです。
見学会では、職人さんや社長さんに話を聞き、家づくりを学び、マイホームを具体化させていってください。


